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「峰風」とともに

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433, エグリ・フレームのDUCATI

スクエア・ケースのベベル・エンジンをエグリ・フレームに搭載した DUCATI750SSです。
433, エグリ・フレームのDUCATI_b0076232_1526548.jpg

エグリ・フレームは不思議なフレームです。
極太の直管パイプで長さはフェール・タンク止まりでその先端にステアリング・ピポットが着きます。
433, エグリ・フレームのDUCATI_b0076232_15322320.jpg

そしてこのパイプからフレームからエンジンはサブ・フレームで吊るされているのです。
そして、スイングアームピポットもメイン・パイプから降りて来たサブ・フレームに
締結されている
のです。  つまり、この極太パイプ・フレームは宙に浮かんでいる事になるのです。 まぁ実際には幾ら吊るされているとはいえサブ・フレームもパイプですから幾らかは強度を稼いでいるでしょうし、サスペンションもカンチ・レバー式で極太パイプに締結されているのです。DUCATIのLツイン主体のフレーム・ワークも合理的で剛性の丁度良い物が作られていますが
エグリ・フレームも同じ様にエンジンの剛性を上手く使ったフレームです。
DUCATIのトリレス・フレームもエグリ・フレームもエンジンを降ろした状態では
バイクの形を保てないフレームです。
by SS992 | 2009-02-04 13:58 | メカ談義