スクエア・ケースのベベル・エンジンをエグリ・フレームに搭載した DUCATI750SSです。
エグリ・フレームは不思議なフレームです。
極太の直管パイプで長さはフェール・タンク止まりでその先端にステアリング・ピポットが着きます。
そしてこのパイプからフレームから
エンジンはサブ・フレームで吊るされているのです。
そして、
スイングアームピポットもメイン・パイプから降りて来たサブ・フレームに
締結されているのです。 つまり、
この極太パイプ・フレームは宙に浮かんでいる事になるのです。 まぁ実際には幾ら吊るされているとはいえサブ・フレームもパイプですから幾らかは強度を稼いでいるでしょうし、
サスペンションもカンチ・レバー式で極太パイプに締結されているのです。DUCATIのLツイン主体のフレーム・ワークも合理的で剛性の丁度良い物が作られていますが
エグリ・フレームも同じ様にエンジンの剛性を上手く使ったフレームです。
DUCATIのトリレス・フレームもエグリ・フレームもエンジンを降ろした状態では
バイクの形を保てないフレームです。