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463.無冠の帝王MuZ RS3 スーパー・モノ

 これはドイツ(旧東独)、MuZ のレーサーです。
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1992年にデビューしたドカッティのスーパー・モノは圧倒的強さを誇っていましたが
その後、ロータックスがその座を奪い、1994年には MuZ レンスコーピオンから
ワークス・レーサーがデビューしました。
1996年にはRS3を投入し、もう少しでタイトルを獲得出来そうな
位置まで順位を上げました。
ユーロ・スーパー・モノ選手権で8戦中5勝しつつもチャンピオンを取れなかった
無冠の帝王となったのです。
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エンジンはヤマハのXTZ660を積み、フレームはストリート・バイクのスコーピオンと同じフォーマットのツイン・チューブです。
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直径50mmφ、肉厚1.5mmのスチールパイプ(クローム・モリブデンではない!)が
用いられています。
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ステアリング・ヘッドにはオイルタンクが設けられ、
 スイングアーム・ピッポッドはベース車と同じフレーム一体のスチールプレートに装着されています。

一見、貧弱な構成ですがパワーと釣り合ったパケージングやエンジンレスポンスと一体となった自由自在のハンドリング、空力特性の良いボディ、と非力なシングル・レーサーが勝つために必要な要素を全て満たしていました。
8戦中5勝の成績でも優勝出来なかったのはセット・アップ
上手くいかなかった為と言われています。
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特にサスペンションのセッティングが出し切れなかったのが不調の原因の様です。
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by SS992 | 2009-05-20 11:17 | レース