moto GP9 ドカティDS16R-1
moto GP9 ドカティDS16R-2
今年もmoto-GPで
ドカッティは活躍している様ですがそのマシンのストリップ写真が
公開されました。 もともと
他社とは全く違った構成のバイクを投入して来た
ドカッティですが今回はとうとう
フレームレスとなりました。
moto GP9 ドカティDS16Rストリップ写真
moto GP9 ドカティDS16R-3
今までは
エンジンを中央においてフロントフォーク、リアサスペンション、シートレールがエンジンに
取り付けられてバイクが形づくられていました。
D16RR ストリップ
DD16RR模式図
DD16RR ストリップ
DD16RR 分解図
ご覧戴いた通り、全てはエンジンを中心に構成されています。
今回は
トリレスフレーム部が無くなり、変りに
カーボンファイバー製のエアクリーナーボックスに
ステアリングピポットが直に付き、
モノコック構造となりました。
HONDAは同じV4エンジンを積んだ
RC212Vで参戦していますが、
ガッシリしたフレームで
エンジンを包んでいます。
RC212V
RC212V ストリップ写真
HONDAもNR500でモノコック・ボディを試用しましたが
整備性の悪さなど問題が続出して結局、
NR500もフレームを
使用する
通常のタイプに戻っていきました。
サイドカウルがフレームを兼ねていました。
モノコックボディの中にエンジンがあったため、
些細なセッティングの変更の為でもエンジンを
降ろさなければならなかったのです。
スイングアームやリアサスペンションはドカティと同じく
エンジン後端に直付けされていました。
ドカティの方法はモノコックボディでもやり方によっては
整備性に問題を起こさない方法も
ある事を示しました。