「峰風」とともに

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610.ボンネビル・ソルト・フラッツの伝説

 あらゆる乗り物において重視されるのがその最高速度です。(一部例外はありますが・・・。)

新しいバイクを作ったと言えば「(最高速度が)どれ位でる?」と言われるもの。

そんなスピード・フリーク達の聖地がアメリカはユタ州にあるボンネビル・ソルト・フラッツです。

ここは太古の湖の跡で見渡す限り、塩の平原が広がっています。
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その広さは412平方kmと途方も無いもので、毎年8月、ボンネビル・スピードウェイが
開催され、地上最速を競うモータースポーツ スピードウィーク で知られます。

ここで過去、幾多の伝説が生まれました。

過去記事117168 世界最速のインディアン139Dr須田とZZR1100の挑戦
 
トライアンフ・テキサスシガー (345.7km/h) (1956年)、
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ビンセント・ブラックシャドウ(1948年) (史上初の200km/h突破) 等、
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(このスタイルを見れば漢がいかに馬鹿な生き物か、解ります。
初めからこのスタイルでのライディングを意識してシートすら取っ払っています。
転んだらどうするつもりだったのでしょう。)
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バイクに限っても数知れない挑戦者達がいました。

どこまでも続く白い平原と聞くと走り易いコンクリート舗装された平面を想像してしまいますが、
実際はわだちだらけの荒れた路面だそうです。

そして、雨でも降ろうものなら、たちまちダートと化して挑戦を阻みます。

それでなくても塩の表面は剥がれ易く、ホイール・スピンを誘発します。

ソルト・フラッツで走る事自体すでに命がけなのです。

それなのに彼等は200~300km/h以上のとてつもない速度で駆け抜けました。

わだちを横切るとハンドルが左右にフルロックでゆさぶられると言う悪条件をも克服して
彼らは伝説と化したのです。
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by SS992 | 2010-08-25 21:58 | レース