やがてバランサー技術も進み、単気筒でも大排気量車が作られる様になりました。
BSA A10 ゴールド・スター (650cc)
ビンセント コメット (500cc)
但し、1000ccクラスとなると相変わらずVツインの独断上でした。
ビンセント ブラック・シャドウ (1000cc)
(コメットのエンジンを2つ組み合わせているのが良く解ります。)
しかし、技術の向上は
パラレル・ツインの信頼性をも向上させ、
市販車にも
パラレル・ツインが見られる様になりました。
トライアンフ 6-T スプリングハブ (2気筒 650cc)
トライアンフのパラレル・ツインは他の単気筒車より僅かに高価なだけでより高性能を示し、人気を博しました。
ここでVツインは過去の物となるはずでしたが、高性能単気筒を組み合わせ、より高性能にする手法が
生まれ、しぶとく生き残りました。(例 ヴィンセント・コメット→ヴィンセント・ブラックシャドウ)
(この項続く)
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