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625. バイクの宝石 ビモータ (1) 創業

 ブラフ・シュペーリアがバイク界のロールス・ロイスなら、フェラーリに相当するのがビモータです。

ビモータ社は1966年イタリアはリミニ市の空調設備の会社として誕生しました。

創設者はヴァレリオ・ビアンキ、ジュゼッペ・モーリ、マッシモ・タンブリーニ の3人でした。

ビモータの社名はこの3人の名前の頭文字を組み合わせて付けられたものです。

しかし、バイクとは何の関係も無い空調設備会社が何故、バイクのコンストラクターに成ったのでしょう?

それには面白い訳が有ります。

タンブリーニOFFの時間をバイクレースに継ぎ込むバイクマニアでした。

彼のマシンはHONDA750K0でしたが、ある時、大クラシュしてしまい、マシンが大破してしまったのです。
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大抵の人はそこで諦めて次のバイクを買うものですが、彼は違いました。

彼の会社は空調設備の会社でしたから、彼はパイプを加工する技術に長けていました。

1972年に大破したバイクのフレーム鋼管パイプで作ってしまったのです。
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このフレームは他のチームの興味を引き、彼はHONDA750K0をベースとするレーシング・マシンのキット

発売しました。
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手仕事で作るバイクは量産出来ませんでしたが、高品質で評判と成り、バイク部門、ビモータ・メカニカ社
設立、フレーム・ビルダーとしての営業を1973年に開始しました。

 HB-1( HはHONDAのH、BはビモータのBです。 1は1番目の設計を意味します。 )
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この後、日本車向けのスペシャル・パーツの製造販売、レース用のフレーム供給に力を注ぎました。

この時期にフレームを供給したのはパトン、モルビデリ、ハーレー・ダビットソン(アエロマッキ)等、
結構、名の通ったメーカーもありました。

1980年、ヤマハ市販レーサーTZ350のエンジンを装備したYB3でWGPで優勝したビモータの名は広まり、空調設備の取り扱いをやめ、本格的に市販車を開発販売するバイク製造会社へ転向しました。
                                                        (この項、続く。)
 HB系のバイク一覧

 HB-1 (1975~1976年、CB750K0のエンジン、鋼管ダブルオープンクレードルフレーム)
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 HB-2 (1982~1983年、CB900Fのエンジン、KB2のフレームを簡略化して装備。)
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 HB-3 (1983~1985年、HB2のフレームにCB1100Fのエンジンを搭載。)
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 HB-4 (2010~ 、Moto2クラスレーサー、エンジンはCBR600RRベース)
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 KB系のバイク一覧 カワサキのエンジン、ビモータのフレーム 使用

 KB-1 (1978~1982年、 Z900、Z1000のエンジンを搭載)
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 KB-2 (1981~1984年 Z500GP、Z400GPのエンジン供給を受け、搭載)
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 KB-3 (1983~1984年、KZ1000のエンジン搭載、HB-3のフレーム使用)
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(クラシック・バイク・ブログ 「クラシックで行こう!」 はこちらから )
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by SS992 | 2010-10-24 21:00 | 憧れだった美女達