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645,DUCATI MHR の特異性

 マイク・ザ・バイクの活躍に便乗してドカティは限定モデルMHRを発売しました。

 MHR (マイク・ヘイルウッド・レプリカ 900cc 1979年)
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ベベル900SSをベースとして一体式フルフィアリング、シングル・シート特徴でした。

翌1980年仕様ではタンデム・シート(シングル・シート・カバー付)になりました。
(欧州のライダー達にはタンデム乗車する人たちが多数いたのです。)
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翌1981年仕様ではフル・フィアリングが分割式となり、整備性が向上しました。
(限定モデルと割り切って整備性など二の次にしていたのが販売継続の決定に分割式にしたと思われます。)

1982年の後期型ではフレームが900SSと同じ幅の広いものとなり、
1983年にはセルフ・スターターが着けられました。
(これも限定版の枠を超えた生産継続のための使い勝手の向上策です。)
そしてMHRマイナー・チェンジを繰り返しつつ、生産され続けました。

更に1985年には排気量を1000ccに拡大したMILLEまで生産は続けられたのです。

 MHR・MILLE
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(写真の車両は下部のカウルが取り外されています。)

本来、限定モデルであったはずのMHR6年の長きに渡って生産されたのです。

しかもマイク・ザ・バイクの乗ったマシンはNCR製市販レーサーをチューンした物で、
MHRとは全くの別物でした。

 NCR市販レーサー
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MHRはその性能よりも外観と言うか、雰囲気を追求したモデルであったにも係わらず、です。

これはマイク・ヘイルウッドの偉業が如何に大きなものだったかを示すもので今後、
この様な扱いを受ける限定モデル二度と出ないと思われます。

排気量拡大マイナー・チェンジを繰り返す限定版モデルなど通常ありえません。)

 徹底したカスタムを行った MHR
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 窓付きベベル・ギア・カバー
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こう言った細かい所がマニア心を擽ります。

 NCR マイク・ザ・バイクのマシン
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NCR、マイク・ザ・バイクのマシンを良くここまで再現したものと感心します。

 ドカティストにとってMHRは永遠に不滅なのです。

 (クラシック・バイク・ブログ 「クラシックで行こう!」 はこちらから )
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by SS992 | 2011-01-08 21:00 | 憧れだった美女達