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661.帰って来たライム・グリ-ン (3) 800cc MotoGPマシン

 990ccでスタートしたモトGPですが、最高排気量の制限により、最大出力を抑え、レースの安全性
高める事に成りました。

これにより、最高排気量は800ccに、気筒数は無制限でしたが、気筒数が増えると最低車両重量が
増える
様に変りました。

990cc時代には4気筒と5気筒の最低車両重量は同じでしたが、800cc時代には4気筒148kg、5気筒155.5kgと4気筒が有利となり、唯一、5気筒マシンを走らせていたHONDAも4気筒に変更せざるを得なくなりました。

 HONDA RC212V (800cc 2007年度)
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2006年には他社との格差を殆ど感じさせないまでに開発が進んだカワサキのマシン、ZX-RRこのレギュレーション変更により、他社との間で開いていた格差を一気に縮める機会を得たのです。

 KAWASAKI ZX-RR (990cc 2006年度)
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 KAWASAKI ZX-RR (800cc 2007年度)
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走行抵抗より空力や運動性の向上を徹底させたデザインとなりました。
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2007年式の800cc化されたマシンは他社に比べてコンパクトな印象すらある熟成された物でした。

しかし、2008年に起こったリーマン・ショック世界的な金融危機を招き、カワサキ社内でも
財務体質の引き締めが行われ、モトGP参戦を断念せざるを得なくなりました。

そして、2009年にはワークス活動を完全に休止してしまいました。

しかも、トラクション・コントロールニューマチック・バルブスプリング等に代表される最先端技術
数々も盛り込んでいたにも係わらず、です。
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他社のワークス・チームがレースを続けられるのにカワサキだけが何故?と言う疑問が湧いてきまが、
その理由はともかく、私達が望むのはカワサキのモトGPへの早期復帰です。

カワサキさん、またライム・グリーンのレーサーをモトGPで走らせて下さい!

私達、ライダーは例え、カワサキ党でなくてもサーキットを突っ走るライム・グリーンのレーサー
その輝きが再び帰って来る事を望んで止まないのです。


(クラシック・バイク・ブログ 「クラシックで行こう!」 はこちらから )
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by SS992 | 2011-03-09 21:00 | レース