2009年までは
ドカティ999Rで鈴鹿八耐に挑戦していた
ラ・ベッツリァでしたが、
2010年になってからは
出場マシンを
ドカティ1098Rに変更しました。
ラ・ベッツリァ 1098R (2010年)
前後のサスペンションは
オーリンズ製です。
スイング・アームも
SBK用パフォーマンス製、リア・フェンダーとチェーンガードが一体となったものは
ラ・ベッツリァ自製のパーツです。
クラッチ・レリーズも
ラ・ベッツリァ自製のパーツです。
細部拡大図
フェール・タンク周り
エンジン周り
排気系
ここまで手を掛けた
2010年のマシンですが、
レース結果は
予選総合45位、
決勝では転倒を喫するもマシンを修復してレースに復帰、
130ラップしてチェッカーフラッグを受けるも
未完走扱いでした。
こうして見ると
ラ・ベッツリァの挑戦はマシンに関係なく、ほぼ同じ成績だと言えます。
走る実験室、
走る広告塔と、様々な役割を負った
ラ・ベッツリァのマシンですが、
一番の参戦理由は
ラ・ベッツリァが
バイク好き、レース好きの集まりだと言う事でしょう。
実績が
伴わないのに挑戦を続けるのは難しい事です。
好きだからこそ、
新しい技術や機能部品の開発も出来るのだと思います。
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