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676.YAMAHA SR の伝説 (2) 思わぬ方向へ進んだカスタム

 当時のYAMAHAの開発陣によれば、SRチョッパーやダート・トラック・マシンなど
アメリカンテイストのデザイン要素を盛り込んだ新感覚・新次元のヨーロピアンロードスポーツであり、
アメリカのみならずヨーロッパや日本国内における、バイクの操縦性・スポーツ性をピュアに追求する
新たなユーザー層の獲得・発展
を狙って開発されたモデルでした。

なんとも訳の解からん狙いですが、ともあれ、バイクは走ってナンボと言う、基本線だけは
外していませんでした。
 
 ダート・トラック・レース
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 HONDA FTR (ダート・トラック・レーサー・レプリカ)
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しかし、販売が始まると誰も予想しなかった市場での反響が沸き起こりました。

それがBROOKLANDS(英国旧車の輸入/販売の老舗)が始めた英車テイストのSRカスタムでした。

 Norton Manx 500 (1955年式)
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 BROOKLANDS Norton カスタム
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 AJS 7R (1950年代)
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 BROOKLANDS AJS カスタム
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 BSA DBD34 ゴールド・スター
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 BROOKLANDS BSA カスタム
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当時バイクは高性能・先鋭化が進み過ぎバイク本来の楽しさを追求しようと言う人たちも増えて
来ていました。

彼等は英国の旧車強い憧れと願望を持っていましたが、輸入英車(しかも旧車)は高額でおいそれと
購入出来るものではありませんでした。

そこへ登場したのがSRをベースにした英旧車風カスタムだったのです。

また、SR手頃な国産ビッグ・シングルとしても唯一無二の存在であり、
この点でも高性能・先鋭化を望まないユーザーの心を捉えました。

こうしてSRは本来のスポーツ性の追及から離れてカスタム・ベースとしてロング・セラーを続ける事に
なりました。

そして今では英車以外にもイタリア車、ひいては日本車(?)カスタムすら行われています。

 ベロセット風 (英車)
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 マチレス風 (英車)
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 ノートン風 (英車、BSA-SRをベースに使用。)
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 ビンセント風 (英車)
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 フルカウル・レーサー風 (英車)
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 DUCATI風 (イタリア車)
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 YAMAHA RZ 風 (日本車)
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 和風テイスト (オリジナル)
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 WMウエリントン未来派風 (オリジナル)
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この様にSRのカスタム化は考えつく限りの事が行われています。

そして、今までは外装中心のカスタムでしたが、SRがFI化した事を受けて
走りの面でもカスタム化が進むと思われます。

                                                     ( この項続く )

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by SS992 | 2011-05-25 21:00 | カスタム