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707.空冷Lツインへの憧憬 (3) ベベル系Lツインの展開

 DUCATI空冷Lツイン750GTから始まった事はすでに述べました。

 DUCATI 750GT (1971年式 空冷Lツイン 750cc ベベル ノン・デスモ)
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このモデルはデスモドローミック機構こそ積んでいませんでしたが、当時の他社のモデルと
比べると非常にスポーツ性の高いものでした。

翌年には更にスポーツ性を増したモデルが出ました。

 DUCATI 750スポーツ (1972年式 空冷Lツイン 750cc ベベル ノン・デスモ)
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そして1974年には1972年のイモラ200マイル・レース優勝を記念したイモラ・レプリカが発売されました。

 DUCATI 750SS (1974年式 空冷Lツイン 750cc ベベル デスモドローミック機構搭載)
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ここまでのモデルは総称してラウンド・ケースと呼ばれます。
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エンジンのデザインに丸みがあるのが特徴です。

但し、このラウンド・ケース、外形の美しさに反してエンジン側のベベルギアシャフトの根本の強度が
不足しているという弱点
がありました。

その点を改良したのがジウジアーロ氏がデザインしたスクエア・ケースでした。

 DUCATI 750SS (1975年式 スクエア・ケース)
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この後、ベベル駆動Lツインエンジンは全てスクエア・ケースになりました。
そして750SSは排気量を増やした900SSに進化しましたが、

 DUCATI 900SS (1975年式 空冷Lツイン 900cc ベベル駆動)
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実は900SSが登場する前にSSとは別系統のモデルが造られていました。

 DUCATI 860GTS (1976年式 空冷Lツイン ベベル駆動)
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(デスモドローミック機構の搭載の有無は不明です。)

 DUCATI 900GTS (1976年式 空冷Lツイン ベベル駆動)
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(デスモドローミック機構の搭載の有無は不明です。)

 DUCATI 900SDダーマ (1977年式 空冷Lツイン ベベル駆動)
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(このモデルもデスモの搭載の有無が不明ですが、900SSから直接、派生したモデルなのでデスモも積んで
いると私は思っています。)

 DUCATI 900SSダーマ (1978年式 空冷Lツイン ベベル駆動)
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(900SSという名前からしてデスモ搭載モデルと考えられます。)

 DUCATI 900S2 (1983年式 空冷Lツイン ベベル駆動)
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 DUCATI 1000S2 (1985年式 空冷Lツイン ベベル駆動)
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こうして見るとDUCATIのラインナップが決してレーサー・レプリカに特化していた訳ではない事
判ります。

それどころか、1978年に活躍した900TT1レーサー900SSダーマ母体としていました。

 DUCATI NCRレーサー (1978年 マン島TT優勝 マイク・ヘイルウッド車)
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 DUCATI 900MHR (1979年式 空冷Lツイン ベベル駆動 デスモ搭載)
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このモデルは性能的には決してレプリカではなかったのですが、1985年の1000MHR・MILLEまで続きました。
                                                     (この項続く
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by SS992 | 2011-09-18 21:00 | 憧れだった美女達