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720.空冷Lツインへの憧憬 (14) モンスターの登場と発達

 ここまで触れませんでしたが、1993年DUCATIの歴史を大きく変えた年でした。

空冷Lツインエンジン水冷・スーパー・バイクフレームが組み合わされて新モデルが生まれたのです。

それがモンスターM900でした。

そうする事でデザインの自由度が増せるのが採用の理由でしたが、そもそもSS系空冷Lツイン・エンジン851ストラーダの水冷Lツイン・エンジンも元々はパンタ系エンジンだったのでマウント位置が全く同じ
だったから出来た芸当です。

 DUCATI モンスターM900 (1993年式 空冷Lツイン904cc キャブレター仕様)
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 851ストラーダのフレーム
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登場当時は賛否両論だったモンスターでしたが、高性能楽なポジション比較的安価な価格設定
あって着実にユーザーの心を掴みました。(安定性は良くなかった様ですが・・・。)

2000年SS900フェール・インジェクション(F.I)になったのに合わせモンスターM900F.I
されました。

 DUCATI モンスターM900S (2000年式 空冷Lツイン904cc F.I )
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2000年にはフレームST系に変りました。

 ST系のフレーム
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ST系のフレームに変えた事で車体が少し大柄になり、前傾姿勢は強まりましたが、安定性は増しました

また、2003年にはSS1000DSのエンジンを積んで排気量が増えました

 DUCATI モンスターM1000 (2003年式 空冷LツインDS 992cc F.I )
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また2005年にはスイング・アームが片持ちS2Rに進化しました。

このモデルからモンスターのガソリン・タンク樹脂製になりました。

 DUCATI モンスターM1000S2R (2006年式 空冷LツインDS 992cc)
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ここでは取り上げませんでしたがモンスターにはSBの水冷エンジンを積んだモデルもありました。

しかし、2009年空冷LツインDS1100ccエンジンを積むモデルが出て水冷モデル消滅しました。

 DUCATI モンスターM1100 (2009年式 空冷LツインDS 1098cc)
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このモデルからはフレームも新型の専用に変りました。
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このフレームはなんと!MotoGPで活躍するデスモセディチ初期型(レプリカ)のフレームの応用でした。

 DUCATI デスモセディチRR (2006年式 水冷L4 990cc)
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 D・S フレーム
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確かにエンジン上部にフレームが繋がる新モンスターデスモセディチRR同じ構成です。

ここにもモンスターを主力商品と考えるDUCATIの姿勢が表れています。

2006年に消えたSS(スーパー・スポーツ)はネイキッドにその姿を変えましたがその血筋は脈々と
受け継がれていたのです。

 DUCATI モンスター1100EVO (2011年式 空冷LツインDS 1098cc)
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 DUCATI モンスターM1100 (2009年式 空冷LツインDS 1098cc)
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 DUCATI モンスター1100EVO (2011年式 空冷LツインDS 1098cc)
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その装備充実していてABSはもちろん、トラクション・コントロールまで着いています。



そしてSSからモンスタースピン・オフした事がDUCATIの新モデル展開大きな影響を与えたのでした。

                                                          (この項続く
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by SS992 | 2011-11-11 21:00 | 憧れだった美女達