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721.空冷Lツインの憧憬 (15) 新なる展開-1

DUCATI マルティン・ストラーダ1000

 DUCATIは一部の例外を除いて基本的には完全なオン・ロード・バイクのみを扱って来ました。

例外
 DUCATI スクランブラー350 (1971年式 空冷OHC単気筒350cc デスモ)
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他にも200ccスクランブラー(1959年)、250ccスクランブラー(1962年)、
450ccスクランブラー(1969年デスモ)、レゴラリータ(空冷2st125cc)などがありました。

しかし、2003年、新たなツーリング・バイクを目指してマルティン・ストラーダ(多様な道)が発売されました。

 DUCATI マルティン・ストラーダ1000sDS (2005年式 空冷LツインDS 992cc)
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(1000sDS仕様でないものが2003年から販売されました。)

このバイクは決してDUCATIらしいスタイリッシュさはありませんでしたが、大きなカウルによる確実な
防風効果、自然で楽なポジション、シート後ろにまで達する大容量の燃料タンク等、今までのDUCATIの
ツーリング・モデル
無かった特徴で人気を博しました。

そして2007年には後述するハイ・パーモタード1098ccエンジンを積んだマルティン・ストラーダ1100sDSが発売されました。

 DUCATI マルティン・ストラーダ1100sDS (2007年式 空冷LツインDS 1098cc)
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このバイクはマルティン・ストラーダ(多様な道)と呼ばれていましたが、基本的にはオン・ロード・モデルです。

ダートも走れなくは無いという程度でタイヤもオン・ロードを履いています。

しかし、これはDUCATIだけでなく他社でも同じ様なもので完全なブロック・タイヤを履いているのは
モトクロッサーか、そのレプリカのみです。

先にあげたDUCATIのスクランブラーもタイヤはオン・ロードが標準装備でした。

また、このバイクが生まれた背景にはDUCATIがカジバ・グループの傘下にあった時期があった事
大きく影響していると考えられます。

 カジバ・パリ~ダカール・レース優勝車(1994年)
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 カジバ エレファント900 (1993~1995年 空冷Lツイン904cc 上記ベース車両)
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この車両のエンジンはDUCATIの空冷Lツイン900cc(パンタ系)でした。

DUCATIは会社は違っても自社の空冷Lツインエンジンオフ・ロード用にも使えると言う自信
持ったのでしょう。

この事実を受けてマルティン・ストラーダは開発されたのです。

しかし、ユーザーのモア・パワーの要求マルティン・ストラーダ水冷エンジンを積まざるを得なくさせたのです。

 DUCATI マルティン・ストラーダ1200 (2010年式 水冷Lツイン 1198cc)
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                                                         (この項続く
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by SS992 | 2011-11-15 21:00 | 憧れだった美女達