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732.DUCATI GP12はどうなる? (2) モノコック・フレームへのこだわり

 2009年、DUCATIは革新的な構造デスモセディッチGP9に採用しました。

 DUCATI デスモセディッチGP9 (2009年式 800cc)
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カウルを纏っている状態では判りませんが、カウルを剥ぐとそれが判ります。
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カーボン製のエアクリーナー・ボックスステアリング・ヘッドを支持しているのです。
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これは明らかに一種のモノコック・フレームです。

四輪の世界、F1では当たり前になっているモノコック・フレームですが、
二輪の世界ではJPノートンHONDA NR500位でした。

 JPノートン (1973年式 750cc 初期スーパー・バイクレーサー)
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この形態ではほとんどツイン・スパー・フレームと変りません。

 HONDA NR500(1979年式 500cc)
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カウルがフレームになっているのが判ります。

JPノートンと比べればNR500は進歩していますが、デスモセディッチGP9と前二者には大きな違い
ありました。

それはエンジンフレームで包み込まれているか否かです。

デスモセディッチGP9はエンジンを車体応力部材として有効活用すると同時に外部からエンジンに
アクセス
する際の煩雑さが他社のツイン・スパー・フレームのマシンと変らないのです。

JPノートンやNR500はエンジンがフレームに包み込まれているため、この点で苦しみました

しかし、デスモセディッチGP9、GP10とも結果を出せずに終わりました。

一つにはエース・ライダーのケーシー・ストナーライディング・スタイルが他者と大きく異なっており、
マシンがほとんどストナー専用車と化してしまったのも勝てない要因の一つと言われていました。

ですが、ストナーがHONDAへ移籍した2011年も結果を出せずに終わろうとしています。

ここに到ってDUCATIもこの車体構成変える試みを行っています。

次回はDUCATI2012年をどの様なマシンで戦うのか、考察してみようと思います。

(クラシック・バイク・ブログ 「クラシックで行こう!」 はこちらから )
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by SS992 | 2011-12-25 20:50 | レース