どうも、本当にお久しぶりです。
諸般の事情により、私は ”バイクを降りました。” 当然、このブログも続ける ”情熱” を
失っていました。
Net上である記事を見つけるまでは・・・。
それが今回取り上げる
WCBRーDUCATI LS 500 GPです。
DUCATI LS500 GP デスモ NCR ( 1970 )
名前に「
NCR」の文字が読める様に、最初は「
NCR」関連の情報を漁っていました。
その時、この画像に出会ってしまったのです。
例えようもない ”
美しいフォルム ”、”
意味ありげな太いダクト・パイプ ” 更に加えて、
DCATI、500GP、 デスモ、の文字はもう魔法の様に私を捉えて離しませんでした。
本来、1970年は私のもう一つのブログ、
「クラシックで行こう!」で取り扱うべき
年代なのですが、
私の拙い英語力で英語のサイトを漁ってゆくと
1992年末に米国西海岸のカスタマーが
ロング・ストロークの
GPマシンとして組み上げたため、
LS500GPと呼ばれるものらしい事が
判ったので
「峰風」ともにの方で扱う事にしました。
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とは言うものの、しかし、初っ端から躓いてしまいました、「
WCBR」の意味が判りません。
”何らかの”会社名だとは思うのですが、実態は掴めませんでした。
(知っている方、教えて下さい。)
どうのこのマシンの成り立ちはかなり複雑な様相を呈しており、私には良く判りません。
錆び付いたギヤ・ケースをどうした、350ccをロング・ストローク化して(?)500ccに対応した
などどエンスーの自慢話が続いているようでもう訳し続ける気にはなれませんでした。
私はスペックや製作過程などはどうでも良いから、まずは「
このマシンの成立過程」が
知りたいのです。
その結果、以前、私が自分の別のバイク・ブログ、
「クラシックで行こう!」で分析した事を元に
自分なりに
LS 500 GP について
再分析を試みました。
DUCATIがWGPに挑んだのはまず
125ccクラスからでした。
次は
250ccクラスへ挑戦しましたが、”
技術” のDUCATIが単なるスケール・アップに終わる
はずがありませんでした。
2年間で4位に2度入るという結果ではDUCATIとしては決して満足出来る結果では
ありませんでした。
DUCATIの ”神” タリオーニ技師をもってしてもこの結果だったのですからDUCATIとしては
謙虚に
ならざるを得ず、
自社のパラ・ツインが
信頼性に不足していると悟ると直ぐに
単気筒に立ち返り
レースに復帰しました。
次は
WGP350ccクラスですが、意外とこのクラス、
充実した実績があった様で様々なマシンの
画像が残っています。
私は
DUCATIもさすがに
WGP 500cc クラスはLツインでの出場と決めて掛っていました。
しかし、実は
WGP 500cc 単気筒マシン と思しき気になる画像を入手してはいたのです。
Lツイン・レーサーの計画が進んでいるのに今更、
シングル・レーサーの開発をしているとはとても
考えられなかったのです。
WCBR-DUCATI LS 500 GP は実際にWGPを走ったバイクではない様です。
今回の記事は多分、復元を意図して行われたレストアではないかと思われます。
本当にWGPを走ったのであれば素晴らしい事だったと思います。
(1枚目はもしかしたら・・・かも。)
ですが、レストアといってもその苦労は並大抵のものではなかったでしょう。
その苦労の一端を紹介して今回は終わりと致します。
私が挫折した「英文」です。 興味のある方は訳して見て下さい。
(クラシック・バイク・ブログ
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