まず
下の写真を見て下さい。
これを
ドリーム50のストリップ写真だと思った方はかなりの通です。
本当は
ドリーム50のデザインのソースとなった
50cc! GPレーサーHONDA CR110(1961)です。
8速 7hp/12,700rpm トルク不明。
別名(
カブレーシング)
50ccしかありませんが立派に
GPレーサーです。
これをベースに
ドリーム50は
第6設計ブロックでデザインされました。
ドリーム50・・・・・・・・・1997
4st DOHC4バルブシングル 5.6hp/10,500rpm 8.42kgm/8.500rpm
値段は30万円を超えましたが熱狂的にファンに迎えられました。
これが
30km/hしか出せない原付とは何と
非合理な事でしょう。
たぶん購入された皆さんリミッター解除したんではないでしょうか。
ライダーズクラブの企画で
マン島に
ドリーム50を
持ち込んだときも
大騒ぎだったようです。
でも確かに
XWINGさんがおっしゃる様にデザインはデザイナーではなく
技術者がやっているのは確かです。(第6設計ブロックの技術者が話してました。)
プロデザイナーでなくては
ドリーム50のようなレトロ調のデザインならともかく
新しいデザインは中々生み出せないと思います。
そんなに簡単に
プロの技は身に着けられない事は
HONDA自身が
一番良く知っているでしょうに・・・。
何はともあれ小粋なドリーム50のデザインは都会に良く似合うものでした。