そうした我々の下心を見透かしたように
HONDAは
CBR250RRの
エンジンを積んだ
JADEを1991年に出して来ました。
CBR250RR・・・・・・・・・・1990年
JADE ・・・・・・・・・・1991年
しかし、残念なことに
良く言えば大人しく丁寧なデザイン。
悪くいえば平凡な詰らないデザインで我々はがっかりしたのを良く覚えています。
やはり250ccではエンジンがコンパクト過ぎて
CB-1の様な迫力は出ないのです。
エンジンの素性は確かでしたから派手ではないもののそこそこ売れたと考えます。
その証拠にいまでも
VTZなど供にバイク便として活躍している姿をよく見ます。
そうしたユーザーの反応を見た
HONDAは
CBR250RRのエンジンを使った
第2弾として
HORNETを出してきました。
HORNET ・・・・・・・・・・1997年
今度は
CB-1に近いデザインが与えられ250ccとはいえマッチョな雰囲気を出す
事に成功していました。 ただ、エンジンの存在感だけに頼るのではなく
タイヤも思い切り太いものを使って
エンジンの迫力不足を補うと言う
新しい手法が採られたのです。
この
HORNETは250cc以外に
600cc,900ccが
作られました。
随分と
極端なラインナップです。
ただこの為ではないと思うのですが
600cc,900ccと比べると
250cc版はやけに
貧相に感じます。
何しろ安っぽいのです。
折角、250ccに
あれだけのルックスを与えたのですからもっと
品質もアッピールする
外装を与えてやって欲しかったです。
HONDAにはそれが出来るはずです。