下の写真を見てください。
OMC SRX620 ・・・(2000年)
拡大出来ますので拡大して読んでください。
OMCのマークも誇らしげな細身のガソリンタンク
上は
オレンジブルーバードと言うシングルでは有名な会社の作品です。
フレームはイギリスの
シーリータイプの改良型です。
シーリータイプの特徴は
ステアリングヘッドとスイングアームピポットが
完全に
一直線に結ばれている事です。
この構造は
ツインスパーフレームと構成的には良く似ています。しかし斜めの
フレームが一直線な分、
幅は狭くてよく、アルミフレームの様に曲がっていない分、
強度も少なくて良いのでより細いパイプで済みます。と言うことは
重量も軽く
仕上がると言う事です。だったら何故
大手四社はこうしたバイクを
つくらなかったのでしょう。
それは
大会社では量産が前提に成りますからこうした手間のかかるバイクは
作りたくても作れなかったのです。
ですが
国産のバイクに
強烈な個性がなくなって来た今日、
こうした
手間を前提としたバイクを作ってみても良いんじゃないかと思います。
HONDAさんなんか
四輪も大手なんですから
会社の体力も有るでしょう。
お願いしますよ
HONDAさん、
CB750の時みたいに我々をあっと言わせるような
凄いバイクを作って下さい。
デイトナで疾走するCB750レーサーと我らが「根本 健」
次回はバイク界の異端児・ビモータの活躍を中心に語らせて貰います。