Buell S1 ライトニング (1997)
実は私のBLOGを良く訪問して下さる方が御自分のBLOGで「Buellとはなんぞや?」と
言う質問をされました。
「ハーレーのエンジンを積んだネイキッドなのですか?」と言う問いかけも有りました。
Buellは創業者の名前です。 彼は
エリック・ビューエルと言い、ハーレーのOBでした。
そしてH/DのXR系パワーユニットをオリジナルフレーム、ボディワークを組み合わせて
デイトナBOTTレーサー、
ルシファーズハンマーを発表。その公道版も作られました。
Buell・・・(番手は不明です。すみません。)
サンダーボルトS3 (1999)
こちらの方がツアラーですがイメージは近いと思います。
サイクロン M2 (1999)
ライトニング X1 (1999)
S1W ブラックライトニング (1998)
XL ミレニアムエディション (2000)
この辺りまではBuellもそれほど特徴のあるバイクではありませんでした。
まあ、全長を極力短くしているのと巨大なエアークリーナーボックスは特徴的でしたが。
今回詳しくは調べられませんでしたが、2001年辺りに画期的なモデルを発表しました。
ガソリンタンクをフレームとして使い、フロントブレーキをリム型にしてシングルディスクで有りながら
ダブルディスクに引けを取らない効きでかつコントローラブルな感触を実現したのです。
フレーム・ガソリンタンク
リム・シングルブレーキ
この辺りが現在Buellが注目されている一つの理由です。
質量を中心に集め運動性を高くしているのです。
また、ハンドリングが峠よりサーキット向きと言われていますが街乗りも問題ありません。
下図でH/Dと比較すると如何に全長を抑えてあるかが判ります。
XB9S (2007)
ファイアーボルト XB12R (2007)
実はこれだけ注目されているにも関わらず私がBuellについて触れて来なかったのには
訳があります。
私は
Buellが大嫌いなのです。
どうした訳だか本人にも理由が判らないのですがあの
デザインは全く受け付けません。 特に今のフレームタンク型は駄目です。 昔のオリジナルBuellなら大丈夫ですが・・・。