「峰風」とともに

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206.YAMAHA YDS1 クラブマン

私がHONDA党なのでCB72から紹介しましたが年式的に言えばYAMAHA YDS1の方が先です。(YDS1→1959年,CB72→1961年)

YDS1はカタリナレーサーと呼ばれたファクトリーレーサーYD-Bをベースにした
生粋のレーサー生まれの市販車です。

YAMAHA YDS1 クラブマン
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CB72との大きな違いはそのエンジンにあります。
CB72は空冷4ストロークでしだがYDS1は空冷2ストロークだったのです。
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ハンドルは一文字タイプ、メーターはスピードとタコのコンビネーションメーター。
真ん中に見える黒いハンドルは手動のステアリングダンパー!(恐ろしい!)
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エンジン形式 :2ストローク(ピストンバルブ方式?) 
エンジン冷却方式 : 空冷 
気筒数     : 2気筒
排気量    : 246cc
エンジンボアXストローク : 56.0 X 50.0 mm
最大出力  : 18HP (7,500rpm)
最大トルク  : 2.00kgm (6,000rpm)
ツインキャブレター
潤滑方式  : オイルポンプ形式ーオイルフィルター形式
燃量消費量 : 30km/L (?km/h)
始動方式  : キック始動方式 
変速段数  : 5段変速
乾燥重量  : 138kg
フレーム   : 鋼管パイプフレーム
エンジン取付方式 : ダブル・クレードル型
フロントサスペンション : テレスコピック

かくして2大スターの揃った日本モーターサイクリスト界もカフェ・レーサー時代に突入するかに見えました。 

しかし、当局はそんなに甘いものではなくハンドルの交換はおろか、マフラーの
交換さえ厳しく取り締まったのです。(199.で記述したカタナ狩りはその一環でした。)

バイク乗りはカミナリ族として世間からのはみ出し者扱いを受けました。
でも彼らは今の暴走族とは違い、無法者は無法者なりのルールを持っていました。

黄色当然赤勝負」などはあまり褒められたルールではありませんが
「速度競争は必ず1対1でおこなう。勝った方は絶対に振り向かない
その場を走り去る。」と言うルールには武士の情けを感じさせます。

もし、敗者への労わりを忘れて振替って挑発などしたら相手がまたやる気を起こし、
今度は事故が起こって死者が出るかもしれないのです。

そうしたいらない不幸を避ける為にバイク乗りの中から自然発生的に
生まれてきたルールでした。

しかし、そうしたルールもしだいに忘れられ、代わりにそうした勝負はサーキットで、
そうでなければ愛車のスペックの自慢話に変わっていったのでした。
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by SS992 | 2007-05-11 13:31 | 憧れだった美女達