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209.スペック至上主義に思う(HONDAの意地) 修正

4st王国を自認するHONDAです。 不利を承知で4stでのWGP復帰も決め、
NR500で奮闘していました。(51.・・・ゴメンネ NR 参照)
当然RZ250の対抗馬も4stでなければなりませんでした。

しかし、新たにパラレルツインのエンジンを開発する時間など有りません。
誰かがいいました。「NR500のエンジンを2つに割って250ccにしよう。」と。

NR500のエンジンは基本的にはV4です。 V2にするのはそう難しい事ではありません。
しかも、今度は使い慣れた真円ピストンが使えます。

こうして水冷V型2気筒DOHC4バルブ 
35hp/11,000rpm  最大トルク2.2/10,000rpmの新型エンジンが実現しました。

VT250F          (1982) 
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このジェット機を模した様なデザインのVT250Fは瞬く間に人気をはくし、
YAMAHAのRZ250とつばぜり合いを始めました。
RZ250                         VT250F
形式                           形式
4L3 (1980) 35hp 3.0kgm             MC08 (1982) 35hp 2.2kgm
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1983年YAMAHAはRZをモデルチェンジし、一挙に差をつけ様としました。
RZ250R                        VT250F
29L (1983) 43hp 3.4kgm            MC08インテグラ(1983) 35hp 2.2kgm
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51L (1983) 45hp 3.5kgm            MC15(1984) 40hp 2.6kgm
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1AR (1984) 45hp 3.5kgm            MC15インテグラ(1985) 40hp 2.6kgm
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1XG (1985) 45hp 3.5kgm              MC15(1986)43hp 2.5kgm
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3HM (1988) 45hp 3.5kgm              MC15(1986)43hp 2.5kgm(色変更)
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最終スペック的にはRZの勝ち!の様に見えますが、実際には

1983年SUZUKIのRG250Γの発売をきっかけに始まったレーサーレプリカブーム
RZもVTも飲み込まれて行きました。

ただVTのエンジンは名機として今でも使われ続けています。
スペックこそ元の32ph、2.4kgmまで下がっていますがこれは別に老化したからでは
ありません。

そうした味付けが必要な場面だっただけです。 これからも多分このエンジンは使いやすい名機として使われ続けることでしょう。

RZ250R 形式No.29Lの写真が間違っていました。 ご指摘有難うございます。
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by SS992 | 2007-05-14 08:46 | 憧れだった美女達