「峰風」とともに

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210.スペック至上主義に思う (レーサーレプリカブーム)

 1983年 HY戦争の最中、混乱を増大させる出来事が起こりました。
SUZUKIが新型車両「RG250Γ」を発表したのです。

市販車初のアルミフレームをもち、水冷2stピストンリードバルブパラレルツイン247ccの
エンジンは45hp、3.8kgmの力を絞りだしました。
フルカウルの装備も市販車初でした。

83 RG250Γ
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3,000rpm以下目盛りの無い回転計など刺激的な装備に満ち溢れていました。
レーサーレプリカ、人々は畏敬の念を込めてそう呼びました。

実はHONDAは対RZ対策の歯止め(VTが失敗した時)として
2st対抗車両も用意してました。

MVX250  (1983)  40hp/9,000rpm 3.2kgm/8,500rpm
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排気量:249cc 水冷2stピストンリードバルブ90°V型3気筒搭載。
(これはWGPを走っているNS500とほとんど同じ構成です。
内容的には立派にレーサーレプリカでした。)

スペック的にはそう大きく見劣りのするデータではありませんでしたが、その見栄えは明らかにレーサーの血を引くRG250Γが勝っていました。

この後、国産4社は各社各様の思いを抱いて「レプリカブーム」を作って行くのです。
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by SS992 | 2007-05-17 10:32 | 憧れだった美女達