「峰風」とともに

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225.不運な黒い雄牛 BMW RS500

BMWといえばツアラーの代名詞みたいに思われています。
しかし、レースをしていた時期もありました。
RS500はそんな時代に作られました。 (1967年製)

BMW RS500
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BMWらしく駆動はシャフトドライブです。


CB750Kのディスクとキャリパーを移植したリアブレーキ
これで操案が増しました。







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非常にコンパクトにまとめ上げられているので250ccクラスの車体の様です。
縦に見るとまるで戸板です。

ボクサーエンジンが横に張り出していますがホイールが19インチだという事も
あってかバンク角が不足することはありません。

















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通常のRS60HP位の
パワーですがこのRS500
70HP位出るまで
チューンされています。

シリンダーヘッドの中には
正確無比のカムギアトレインの
バルブ駆動システムが隠れています。



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フライホイールはアルミ製で
ワインド・アップ現象

ほとんど感じられないそうです。

ワインド・アップ現象とは
アクセルをひねった時、
車体が左へ傾く現象

エンジンを縦置きした
バイクには必ずといって
良いほど出る現象です。

加速時は自分でコントロール出来ますがエンブレがかかった時は
始末におえない厄介な現象です。
それが出ないのですからこのRS500はたいしたものです。
その秘密はフライホイールがアルミ製で質量はあって慣性は充分確保出来ますがアルミなので重量は軽くエンブレはかかりにくいのです。
意味の解らない人は物理の教科書をもう一度、引っ張りだしましょう。
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今このBMWはビンテージレースで活躍していますがWGPからBMWが手を引く前に
実力を発揮出来ていたら今もDUCATIとBMWはモトGPでしのぎを削っていた
かもしれません。
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by SS992 | 2007-07-05 04:48 | 憧れだった美女達