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「峰風」とともに

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326. もう一つの「和のテイスト」 SRカスタム例

 前回までXS-V1 Sakuraの「和のテイスト」について色々と考察してきたわけですが、
すでにSRカスタムでこのテーマを追っている作品をみつけました。
326. もう一つの「和のテイスト」 SRカスタム例_b0076232_13271639.jpg

Sakuraの様な華美な「和」ではなく、「禅やわび茶」の様なひっそりとした
落ち着いた「和」
です。
全体に落ち着いたワインレッドが強い紫系の塗装を施し、所々にあしらわれたメッキパーツは「金」!を主体とし副次的に銀を使っています。
中央、銀色に鈍く輝くウエリントン製のバッテリーケースには誇らしげに「我」の文字
このバイクの有り様を表わしています。
326. もう一つの「和のテイスト」 SRカスタム例_b0076232_144049.jpg
このSR、地味そうでいて非常に強い自己主張の有る作品
仕上がっています。 
特にブラック・アウトされた
エンジン・シリンダーとクランク・ケースが
主張しすぎない存在感

醸し出し、全体との絶妙の
バランスをたもっています。



326. もう一つの「和のテイスト」 SRカスタム例_b0076232_13572936.jpg

 この作品は兵庫県で製作されました。 
やはり、旧来の日本文化の心は中央にはなく、しだいに端に追いやられ、
やがて消えてゆく運命
にあるのでしょうか。 
私はどちらかと言うと地方に追いやられた様に見えながら、旧来の日本文化は
新しい文化に多大な影響を与え
、全く違った新しい物を生み出す源動力と
なっていると思います。
326. もう一つの「和のテイスト」 SRカスタム例_b0076232_14402489.jpg

今回のこの一見、錆びれたように見えるSRも
「枯山水」を思わせる「重厚な美!」。
XS-V1 Sakuraの様ないかにも「和を演出してますよ!」と言う
ハッタリ型とは違う「和のテイスト」
を見せてくれました。
by SS992 | 2007-12-21 13:26 | カスタム