SUGANO DUCATI 750F1
これはBOTT史上に残る名勝負を残した名車です。
NCRレーシング・パンタのフレームに
F1モンジュイの心臓を持つこのマシンは更なる
改良がキャブレターやサスペンションに加えらえ戦力を向上していました。
今は市販車ですらフロントフォーク径は40mm以上が当たり前になって
SSですら
43mmです。
この
750F1は35mm径のため剛性不足でBOTTの最終コーナーでは
チャタリングが発生していたと言います。
ブレーキはブレンボを採用するも効きは
プアでその上
フェードが発生すると言う
ライダーの技量に負う部分が非常に多いマシンでした。
でもその方が何が起こるか解らないハプニング性に満ちてレースとしては面白かったのではないかと思います。
こうしてパンタはこの後、続くSS、モンスター、STシリーズ、の基礎を作り、ス-パーバイクのエンジンも基本的な部分はパンタから変わっていないそうです。
ベベルからの栄光を引き継いだパンタ・ファミリー、コッグベルト仕様になり、益々軽く、コントロールは正確になって来ています。
そしてついに
デスモセヂッチRR
ここまでパンタの血は流れているのです。