「峰風」とともに

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642.ドゥカッティに見るカウル付きモデルの興亡(10)SBバイクの行く末

 ドゥカッティは現在モトGPで活躍していますが、SBの方は2010年で撤退する予定です。

 モトGP10 デスモセディッチ  (2010年)
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 SB1098レーサー (2007年)
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今現在、ドゥカッティSBレーサーのレプリカを上市していますが
モトGPレーサーのレプリカは用意していません。

過去にはほんの僅かの量のレプリカが販売されましたが高価で一般には手の出ない物でした。

 デスモセッディチRR (L型4気筒、990cc 2007年)
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従ってこのまま行くと本物の無いレプリカが販売され続ける事になります。

しかし、レースをその存在意義として来たドゥカッティがこのままで終わるとは思えません。

必ずやモトGPレプリカの販売か、SBレースへの復帰をしてくれると思います。

そして、伝統の空冷Lツインは一般道ユースを前提としたモンスターとして存続する事でしょう。

 モンスターM1100 (2009年)
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SSは廃版となりましたが、その魂はミャクミャクと受け継がれて行くのです。

来年も良いお年を!
 
                                                    
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by SS992 | 2010-12-31 21:00 | 憧れだった美女達

641.ドゥカッティに見るカウル付きモデルの興亡(9)ストリート・ファイター登場

 現在、モンスター空冷モデルのみで水冷モデルは用意されていません。

 モンスターM1100 (2009年)
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ではSBバイクのエンジンを使ったバイクは存在しないのでしょうか?

実は現在、SBは1198がトップ・エンドモデルですが、1098のエンジンを用いたストリート・ファイター
あります。

 1198 (2009年)
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 ストリート・ファイター (2008年)
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このモデル展開があるのでモンスター系では水冷バイクが無いのです。

しかし、これはモンスターの進化形と言うよりSBのネイキッド版と言えます。

そして、私はこのモデルの登場とドゥカッティのSBレース撤退ドゥカッティ
フル・カウルモデルの将来に危惧を抱きました。 
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by SS992 | 2010-12-27 21:00 | 憧れだった美女達

640.ドゥカッティに見るカウル付きモデルの興亡(8)モンスターの発達史

 1994年に登場したモンスターはSS900のエンジンを用いた空冷バイクでした。

 モンスターM900 (1994年、900cc)
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 モンスターS2R (2005年、800cc)
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しかし、2001年、SBの水冷エンジンをデチューンしたエンジンを積んだ水冷モンスターが現れました。

 S4フォガティ (2001年)
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 S4R (2004年)
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これはユーザーからのモア・パワーの声に応えたものでした。
つまり、モンスターには大きな区分として空冷系と水冷系の2つがあるのです。

そして、この区分は後々、ドゥカッティの市販車種構成大きな影響を与えました。
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by SS992 | 2010-12-23 21:00 | 憧れだった美女達

639.ドゥカッティに見るカウル付きモデルの興亡(7)新たなる役者の登場

 しかし、現在のドゥカッティカウル付きのモデルが完全に無くなったかと言うとそうでもありません。

デュアルパーパスとモタードの市場向けに開発されたムルティンストラーダハイパー・モタードはどちらも
カウルを纏っています。

 ムルティンストラーダ1200 (2010年)
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 ハイパーモタード1100 (2007年)
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しかし、この2車種のカウルはドゥカッティ本来の演出、レーシーさを醸し出すためのものではありません。

やはり、レーシーさを演出するためのカウル2005年のSS1000DSで終了したのです。
 
 SS1000DS (2005年)
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                                                   (この項続く
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by SS992 | 2010-12-19 21:00 | 憧れだった美女達

638.ドゥカッティに見るカウル付きモデルの興亡(6)最後の残光スポーツ・クラシック

 パンタF1に始まりスポーツ・クラシックでその幕を閉じたパンタ系はそのフレームに特徴がありました。

バード・ケージと呼ばれたそのフレームは約25年に渡って使い続けられたのです。

 パンタ系フレーム基本形
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 スポーツ1000  (2005年)
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 GT1000 (2005年)
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 スポーツ1000S (2005年)
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 ポールスマートLTD (以下PS Ltd と略 2005年)
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スポーツ1000sPS Ltdにはオプションでフル・カウルが用意されていました。

 スポーツ1000s フル・カウル
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 PS Ltd フル・カウル
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しかし、実際に購入、装着した人は少ない様で雑誌にも殆ど取り上げられませんでした。

以下のカスタムはその希少な例です。

 スポーツ1000sMHR風カスタム
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 スポーツ1000s フル・カウル-2
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クラシック・バイクらしい味のあるカスタムだと思うのですがそこまでコストを掛けようとする人は
ほとんど居なかった様です。

そしてこれを見ても解る様にドゥカッティではカウル付きモデルの存在意義は殆ど無くなってしまったのです。
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by SS992 | 2010-12-15 21:00 | 憧れだった美女達

637.ドゥカッティに見るカウル付きモデルの興亡(5)SS最終型のカスタム

 前回、記した様にSSのハーフ・カウル版は見た目が悪く、フル・カウル版は重量がかさむ、と言う
アブハチ取らずの状態になってしまった結果、社外品のハーフ・カウルを使用するカスタムが行われました。

 SS900 (ライディング・ハウス)
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 SS992
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反対にモンスターは走行抵抗を減らす目的でカウルを待とうカスタムが行われました。
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このため、SSとモンスターのカスタム車似たような外観になってしまいました。

そして、この結果、ドゥカッティカウル付きのモデルの価値が下がったと判断したと思われます。

すなわち、SSを廃版にしてもユーザーはカウル付きモデルが欲しければ自分でモンスターをカスタムすると
考えたのではないでしょうか?

 S2R ロケット・カウル
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これは次に企画されたスポーツ・クラシックパンタ系のフレームを使うバイクが殆ど廃版になった事でも
解ります。(カタログにはGT1000がまだ残っていますが・・・。)

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by SS992 | 2010-12-11 21:00 | 憧れだった美女達

636.ドゥカッティに見るカウル付きモデルの興亡(4)モンスターの登場とSS最終型

 1993年、ドゥカッティ画期的なモデルをリリースしました。

それは現在、看板モデルとなっているモンスター(M900)です。

 モンスターM900 (1994年)
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モンスターは、当時はまだ普遍的なデザインを採用することの多かったネイキッドバイクとしては珍しく、
先進的な特徴ある外観をしていました。

また車両性能は他社のネイキッドバイクと比べてスポーティなもので、ネイキッドの特徴であるリラックスした
乗車姿勢に高性能なエンジンや車体という組み合わせ
も珍しいものでした。

 また、特徴的な巨大な燃料タンクや、脱着可能なシングルシートカウル
当時のネイキッドとしては珍しい倒立式フロント・フォーク等、特徴あるデザインや装備が採用されていました。

こうした先進的デザインの高性能なネイキッドバイクというコンセプトは最初こそユーザーに抵抗
あったものの、基本的には受け入れられ、現在に到っています。

ドゥカッティはこのモンスターのヒットにより、スーパー・スポーツ以外の市場を切り開くきっかけ
得たといえます。

では本来の普及モデルSSはどうなったでしょうか?

1991年から発売されていた900SSも1998年にフル・モデルチェンジを受け、外観、性能とも一新しました。

 SS900 (1998年)
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そしてこのモデルは悲運のシングル・レーサー、スーパー・モノの外観を模したものでした。
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ただ、そのせいでハーフ・カウル版はお世辞にもスマートとは言えないデザインとなってしまいました。
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ハーフ・カウル版フル・カウル版に無い軽量なるがゆえの敏捷な運動性を期待していたユーザー達は
性能には満足したものの、その外観の悪さに落胆するはめになってしまいました。
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by SS992 | 2010-12-07 21:00 | 憧れだった美女達

635.ドウカッティに見るカウル付きモデルの興亡(3)スーパー・バイクとスーパー・スポーツ

 ドウカッティのレーサー・レプリカはス-パー・バイク(以下SBと略)、スポーツ走行を楽しむのは
スポルトと棲み分けが出来た事を前回、述べました。

 SBレーサー 916 (1994年)
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 916SPストラーダ  (レーサー・レプリカ 1993年) 
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しかし、ユーザーの要求はスポルト以上の物を求め、スーパー・スポーツ(以下SSと略)が生まれました。

 900SS フル・カウル (1989年)
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そしてこのSSフル・カウル版だけでなく、ハーフ・カウル版が選べるのが特徴でした。
 900SS (ハーフ・カウル)
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そしてこの900SSハーフ・カウル大ヒットしました。

特徴あるLツイン・エンジンを見せれる事、最小限のカウルなので車重が軽い事、等がユーザーに受けた理由でした。

この900SSハーフ・カウルのヒットがその後のドウカッティの車種構成に影響を
与えたのは間違いないと私は考えます。
                                                    (この項続く
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by SS992 | 2010-12-03 21:00 | 憧れだった美女達