「峰風」とともに

minekaze.exblog.jp
ブログトップ

731.DUCATI GP12はどうなる? (1) 誕生と栄光

 オートバイ・レースの最高峰が2st天下の世界GPから4st主導のMotoGPに変った2002年、DUCATI
MotoGP参戦を表明し、レーサーのプロトタイプを発表しました。

そして2003年からフル参戦をし、かつ緒戦からトプ争いをする実力を見せました。

 DUCATI デスモセディッチ GP3 (2003年式 990cc)
b0076232_1254326.jpg

このレーサーは他社がアルミ・ツイン・スパー・フレームを使用する中、ただ一社、
エンジンを車体の一部として活用、メイン・フレームを持たない独自の構造を誇りました。

 DUCATI デスモセディッチRR (2007年式? 990cc)
b0076232_1331198.jpg

これはMotoGPレプリカですが、フレームの構成はほとんど同じです。

エンジンを中心に直接スイング・アームが生え、前方のステアリング・ヘッドエンジンから直接
生えたトラス・フレーム
で保持されていました。
b0076232_13172189.jpg

このあと2006年まで990cc時代が続きますが、DUCATIは今一歩のところで結果を出せず、
800ccに排気量が変った2007年まで苦しみました。

 2007年、果てしなく増えてゆくMotoGPマシンの出力IMFはMotoGpの最大排気量を990ccから
800ccに減らしてレースの安全を確保しようとしました。

各社、その変更に即座に対応しましたが、DUCATIのマシンはその中でもバランスが良く、この2007年
コンストラクターズ・タイトル、チーム・タイトル、ライダーズ・タイトルの三冠を独占しました。

 DUCATI GP7 (2007年式 800cc)
b0076232_13561969.jpg

ヒーローはケーシー・ストーナー、若きオージー・ライダーでした。
b0076232_13563747.jpg

タバコの広告が禁止されたのでスポンサーのマールボロのロゴバー・コード表示で行われました。
                                                        (ヤラレマシタ!!)

2008年DUCATIとストナーはついに栄光のゼッケン1を付けました。
b0076232_1475963.jpg

b0076232_16133263.jpg
 
この年はヤマハの追い上げが激しく、コンストラクターズ・タイトル2位、ライダーズ・タイトル2位
終わりました。

                                                    (この項続く
(クラシック・バイク・ブログ 「クラシックで行こう!」 はこちらから )
[PR]
# by SS992 | 2011-12-21 20:50 | レース

730.やっぱりマフラー欲しい・・・。

 私の愛車「峰風」ことDUCATISS1000DS(2003年式)にはDUCATIオーナー定番のカスタム
まだ施しておりません。
b0076232_1035860.jpg

そうです、マフラーがノーマルのままなのです。

DUCATIは販売する車両カスタムされる事を前提に最低限の装備しかしていません。

特にエンジン特性を左右する排気系のチューンは欠かせない物と聞きます。

だからDUCATIカスタムパーツBOOKを買って来てああでもない、こうでもない、と検討をしていました。
b0076232_10505964.jpg

SSはマフラーが二本出しなのですが、私は2-1にしたかったので、
第一候補はシルヴァバードの2in1でした。
b0076232_10553740.jpg

b0076232_1059313.jpg


第二候補はアロー製の二本出しでした。
b0076232_110083.jpg

b0076232_1101353.jpg

しかし、グズグズする内に体を壊してバイクに乗れない身体になってしまいました。

、「峰風」はガソリンを抜き、モスボール状態で封印してあります。
b0076232_1164274.jpg


しかし、身体が大分回復してきたのでそろそろ乗りたい虫がウズウズして来ています。

でも、もうSSが廃盤になって5年がたってしまいました。

もう多分、私の欲しかったマフラーも廃盤になっている事でしょう。

と、諦めていたら、雑誌の広告目に毒な物を見つけてしまいました。

(有)インディーズヌーベルバーグというスリップオンタイプのマフラーです。
b0076232_11154936.jpg

しかも装着例としてDUCATI GT1000 が出ていました。
b0076232_11174270.jpg

GT1000のエンジンは1000DSで「峰風」と同じです。

当然、装着が可能である確率は非常に高いと思われます。

それにデザインも結構スタイリッシュです。

しかも煩雑なセッティングも不要との事・・・。

ウウム、また煩悩のネタが一つ増えてしまいました

(クラシック・バイク・ブログ 「クラシックで行こう!」 はこちらから )
[PR]
# by SS992 | 2011-12-17 20:50 | カスタム

729.傑作痛快戦国アニメ  「からくりの君」

 藤田和日郎氏の傑作短編漫画「からくりの君」YouToub上に発見しました。

輸出版だったようでタイトルがTHE PUPPET PRINCESSになっています。

字幕が少しうるさいですが十分楽しめます。

なんといってもお姫様がカワイイ!! です。
b0076232_836135.jpg


物語は4つのセクションに分割されています。

1つのセクションが終わる毎に次の選択メニューが出ますが無視して下さい。

次のセクションはブログ内の記事として用意してあります。

そちらを再生してお楽しみ下さい。

またフル・スクリーン・モードも使えます。 大きな画面でお楽しみ下さい。
                          (画像は大分粗くなりますが・・・。)


なお、その場合、1セクッション終了毎に画面サイズを通常に戻して次のセクションを選んで下さい。

1.

2.

3.

4.


(クラシック・バイク・ブログ 「クラシックで行こう!」 はこちらから )
[PR]
# by SS992 | 2011-12-13 21:00 | アニメ ・ 映画

728.メガリ250r 新しき?250ccスポーツ

 国産の250ccスポーツ・バイク低調の中、新しいフル・カウル・スポーツが発表されています。

その名は メガリ250r 車体設計は英国・エンジン設計はイタリア生産は中国で行われる多国籍バイクです。

 メガリ250r (2011年式 日本国内仕様)
b0076232_10212987.jpg

メイン・フレームはおろか、スイング・アームトラス・フレームの美しいバイクです。
b0076232_10465943.jpg

b0076232_10471657.jpg

その外観上の特徴はセンター・アップ・マフラーである事です。
b0076232_10253814.jpg

使用されているエキゾースト系ヤマモト・レーシング製(JMCA規制対応)です。
b0076232_10393638.jpg

サイレンサーはチタン、エキパイはステンレスと本格的です。

直接ライバルとなると思われる HONDA CBR250R と仕様を比較してみます。

             メガリ250r               HONDA CBR250R

排気量     249.5cc                   249cc

エンジン     水冷4stSOHC4バルブ単気筒       水冷4stDOHC4バルブ単気筒
特徴      オール・セラミック・メッキシリンダー    オフセット・シリンダー

最高出力   27ps/9000rpm              27ps/8500rpm 

最大トルク  22.4Nm/7000rpm            23Nm/7000rpm

燃料タンク   11 L                      13 L

車 重      137kg                  161kg

価 格      420,000 円                 449,000 円    

ほとんど同じ数字です。

しかし、唯一つ、大きく違っている数字があります。

それは車重です。

CBR250R161kgもあるのにメガリ250r137kgしかありません。

出力27psと同じなのですから単位重量当たりの出力

 CBR250R 0.168 ps/kg   メガリ250r 0.197 ps/kg  となります。

メガリ250rの方が約1.2倍、加速力勝れている事になります。

これが本当なら メガリ250rは買い! です。

スタイルも良いし、単気筒の面白さ、加速力が勝れているのですから文句のつけようがありません

しかし、現在、メガリ250r 販売されていません

販売元のメガリ・ジャパンによると燃料ポンプの不具合で燃料ポンプの供給の目処が立っていないとの事。

燃料ポンプのメーカーは明らかにされていませんが、やはり、中国製であると言うのは、どうしても何かと
不安をいだいてしまいます。

b0076232_11513386.jpg

見た目とカタログ性能は文句のつけようがないのですが・・・。

赤もカッコイイ! ので オシイ!?
b0076232_1202680.jpg


追記 11月には生産が再開したようですが発売は今だ未発表です。
b0076232_1052810.jpg


(クラシック・バイク・ブログ 「クラシックで行こう!」 はこちらから )
[PR]
# by SS992 | 2011-12-09 21:00 | 憧れだった美女達

726.フレーム・ビルダー リックマン

 1960年代HONDA CB750 K0 に始まる高性能日本車の攻勢欧米のバイク・メーカー
存亡の危機に存していました。

しかし、当時の日本車は動力性能は勝れていても操縦安定性や乗り味といった数字に表れ難い所に
欠点
を多く持っていました。

また、大手メーカーコスト面で妥協せざるを得なかった部分を補う事をビジネス・チャンスとする会社
ありました。

それがフレーム・ビルダーと呼ばれる会社でした。

一番、有名なのはビモータです。

 ビモータ HB-1 (1974年式 空冷4st HONDA CB 750 K0のエンジンを使用)
b0076232_8434251.jpg

このバイクは完成車として販売されたのでは無く、下図の様な状態で販売されました。
b0076232_8455798.jpg

ビモータはこの後、完成車として製品を販売する様になりました。

他のフレーム・ビルダー達も大手が手掛けられない贅沢な素材と惜しみない手間を掛けて芸術品の様な
モデルを送りだしました。

そんなフレーム・ビルダー達の中でも特に有名なのが今回取り上げるリックマンです。

リックマンは元々、トライアンフノートンスペシャル・フレームを作っていました。

 リックマン・トライアンフ
b0076232_9414332.jpg


 リックマン・ノートン
b0076232_9395213.jpg


 リックマン・カワサキ・トリプル (空冷 2st 3気筒 500?750?cc)
b0076232_9464954.jpg

この後、HONDA CB750 K0の発売を受けてそれのスペシャル・フレームを手掛けます。

 リックマン・ホンダ 750s (1975年式 空冷 4st OHV 直4 750cc)
b0076232_9515363.jpg

b0076232_9522576.jpg

基本はそのままにカフェレーサー風カウルを纏ったモデルも作られました。
b0076232_9564379.jpg


またKawasaki Z1Z1000のエンジンを積んだモデルも作られました。

 リックマン・カワサキ900
b0076232_1011310.jpg

 リックマン・カワサキZ1000
b0076232_102382.jpg

良く見るとHONDA用のフレームもカワサキ用のフレームも殆ど変わりがない様に見えます。

それだけ許容力の大きな高性能フレームだったのです。

(クラシック・バイク・ブログ 「クラシックで行こう!」 はこちらから )
[PR]
# by SS992 | 2011-12-05 21:00 | 憧れだった美女達

725.空冷Lツインへの憧憬 (こぼれ話) HONDA MH900?eーレプリカ

 今度の連載を書くために古い資料を引掻きまわしていたら面白い物が出てきました。
b0076232_9213912.jpg

b0076232_9215038.jpg

b0076232_92261.jpg

これは1998年にミュンヘンのインターモトで発表されたDUCATI 900 MHe プロト・タイプをモデルに
作られたカスタム・バイクです。

DUCATI 900 MHe (2000年式 空冷Lツイン 904cc コグド・ベルト)
b0076232_9451855.jpg

(プロト・タイプの写真がないので2000年発売版を載せておきます。)

チェーンとリア・サスのバランス上リア・サスの取り付け位置だけがオリジナルと反対ですが、
それ以外は、よくぞここまでと言うべき仕上がりです。
(それにともなって片持ちだったリア・スイングアーム両持ちに変っています。)
b0076232_105366.jpg

b0076232_9592547.jpg

b0076232_107520.jpg

しかし、ライディング・シーンはこの通り!
b0076232_10101430.jpg

そうです!このカスタム・バイクのベースはHONDAモンキーなのでした!
b0076232_10154210.jpg


(クラシック・バイク・ブログ 「クラシックで行こう!」 はこちらから )
[PR]
# by SS992 | 2011-12-01 21:00 | カスタム

724.空冷Lツインへの憧憬 (追記ー2) イモラ・レーサー風SSカスタム

 取材中に見つけた面白いカスタムです。

まず、この画像を見て下さい。
b0076232_8195265.jpg

フロント・カウル、ガソリン・タンク、シート・カウル、2本ついたリア・サスペンションイモラ・レプリカ?風
です。

しかし、それにしてはフレームは完全にパンタ系でエンジンもSS系の前バンクは後方吸気、前方排気
後バンクは前方吸気、後方排気の物が付いています。

マフラーコンチネンタル・タイプに交換して雰囲気を出しています。
b0076232_834466.jpg

これはイモラ・レプリカが手に入れたくてしょうがないものの、手に入れられなかった人が
スポーツ・クラシックのスポーツ1000s の塗装を変え、イモラ・レプリカのフロント・カウルとリア・カウル
付けて、仕上げたものと思われます。

カバーを付けてシングル・シート風にしていたダブル・シートも完全なシングル・シートに交換されています。

b0076232_932391.jpg

b0076232_8584050.jpg

どうせならスポーツ・クラシックのGT1000についているサイド・カバーも付ければ良かったのに・・・、
と、惜しまれます。

ともあれ、久しぶりに気合の入ったカスタムを見た気がしました。

(クラシック・バイク・ブログ 「クラシックで行こう!」 はこちらから )
[PR]
# by SS992 | 2011-11-27 21:00

723.空冷Lツインへの憧憬 (追記-1) もう1つのレーシング・パンタ

 空冷Lツインについての考察は前回で終わりましたが、今回の調査中に判った新事実
ありましたので、それを紹介したいと思います。

記事No.709 レーシング・パンタの活躍で私は「パンタ系レーサートニー・ラッターという名手を得て
1981年から1984年までの4年間、マン島フォーミューラTT2優勝し続けました。」と記述しました。

そしてその画像掲載しました。
b0076232_21192241.jpg

今回の連載の取材先として私はDUCATIミュージアム(Net)を多用しました。

そしてこのレーシング・パンタの記事を書く時もDUCATIミュージアム(Net)の内容を参考にしました。

そうしたら博物館展示されているレーシング・パンタ上図のものなのですが、解説に出て来る
レーシング・パンタ後部サスペンションが二本ショックの全く別物なのです。
b0076232_2132149.jpg

一台はパンタSL風、もう一台はNCR・レーサー風でした。

これは一体、どうした事か?とNet上を調べ回りました

その結果、1981年以降、トニー・ラッターが駆ったレーシング・パンタTTF2用リア・サスが
モノ・ショック
でしたが、それ以前、1980年500ccパンタSLを用いてレーサーが作られていた事が
判明しました。

 DUDATI 500 パンタSL (1978年式 空冷Lツイン500cc コグド・ベルト ベース車両 )
b0076232_6334024.jpg

 DUCATI 600 レーシング・パンタ TYPEー1 (1980年 600ccへ排気量増)
b0076232_21561328.jpg

ほとんど、500パンタSLそのままです。(ガソリン・タンクとシート・カウルはNCR製?)

 DUCATI 600 レーシング・パンタ TYPE-2 (1980年 600ccへ排気量増)
b0076232_5544882.jpg

こちらはガソリン・タンクやカウル1978年マン島TTで活躍したNCRレーサーの物が使われています。
b0076232_624540.jpg

この2モデルはフレームを構成するパイプが直線でないトリレス・フレームの原型と言うべきものを
使っていますが、スイング・アームの取り付け位置エンジン後端に変っています。

 DUCATI 500 パンタSL フレーム
b0076232_692170.jpg

また、エンジンにもベベル系からパンタ系に変る過渡的な姿が見て取れます。
 DUCATI 500 パンタSL エンジン
b0076232_6142369.jpg

コグド・ベルトのカバーにまで冷却フィンが刻まれています。
これはレーサーでも600SLには見られない特徴なのであくまでも過渡的なものだったと思われます。

そして私がこの2モデルに注目したのはこれらが試作的なものではなく、本格的レーサーとして製作されたと考えられる事です。
b0076232_624261.jpg

b0076232_622507.jpg

(ライディング姿勢から見てこのマシンに乗っているのは明らかにトニー・ラッターです。)

また、ある程度のが作られた様です。(市販レーサー?)
b0076232_6534062.jpg

レーシング・パンタの活躍資料により1981年とするものと1982年からとするものがあり、混乱しました。

それにトニー・ラッター1981年に乗ったマシンは500パンタSLのスペシャル・マシンだったとする記述もありました。

総合して考えるとパンタSLは最初500ccで1981年にトニー・ラッター600ccに改造されたスペシャル
・マシン
で結果を出し、それを受けてDUCATI600パンタSL販売したと考えるのが順当かと思われます。

 DUCATI 600 パンタ SL (1981年式 空冷Lツイン600cc コグド・ベルト)
b0076232_6463082.jpg

イタリアン・レッドを纏ったこのマシンは立派なレーサー・レプリカだった訳です。

(クラシック・バイク・ブログ 「クラシックで行こう!」 はこちらから )
[PR]
# by SS992 | 2011-11-23 21:00 | 憧れだった美女達

722.空冷Lツインへの憧憬 (16) 新たなる展開ー2

 <ハイパー・モタード

マルティン・ストラーダの次に開発されたのがハイパー・モタードでした。

 DUCATI ハイパーモタード1100S (2007年式 空冷LツインDS 1098cc)
b0076232_10295239.jpg

b0076232_1030239.jpg

このモデルも基本的にはオン・ロードですが、マルティン・ストラーダとは違い、極力、余計な装備は
省かれています


 ハイパー・モタードのフレーム
b0076232_10353850.jpg


この結果、シングルに比べれば重い空冷Lツイン1098ccの排気量を得た事もあってモタードとして軽快な運動性を得る事が出来ました。
b0076232_1044781.jpg

b0076232_10442095.jpg

DUCATIの空冷Lツインベベル系750ccから始まり、ハイパー・モタード用1100DSエンジンまで
40年に渡り使われ続けて来ました。

しかし、空冷エンジンのみまらず、ガソリン・エンジンを取り巻く環境は日に日に厳しくなってきています

そう遠くない将来消滅する運命は避けられないでしょう。

でもDUCATIの空冷Lツインが見せてくれた限りない可能性は例えガソリン・エンジンが消えても、
それを作り出した技術者の魂として新たなる技術を生み出す者勇気希望を与え続けるのです。
                                                          (この項了
(クラシック・バイク・ブログ 「クラシックで行こう!」 はこちらから )
[PR]
# by SS992 | 2011-11-19 21:00 | 憧れだった美女達

721.空冷Lツインの憧憬 (15) 新なる展開-1

DUCATI マルティン・ストラーダ1000

 DUCATIは一部の例外を除いて基本的には完全なオン・ロード・バイクのみを扱って来ました。

例外
 DUCATI スクランブラー350 (1971年式 空冷OHC単気筒350cc デスモ)
b0076232_7155591.jpg

他にも200ccスクランブラー(1959年)、250ccスクランブラー(1962年)、
450ccスクランブラー(1969年デスモ)、レゴラリータ(空冷2st125cc)などがありました。

しかし、2003年、新たなツーリング・バイクを目指してマルティン・ストラーダ(多様な道)が発売されました。

 DUCATI マルティン・ストラーダ1000sDS (2005年式 空冷LツインDS 992cc)
b0076232_8171254.jpg

(1000sDS仕様でないものが2003年から販売されました。)

このバイクは決してDUCATIらしいスタイリッシュさはありませんでしたが、大きなカウルによる確実な
防風効果、自然で楽なポジション、シート後ろにまで達する大容量の燃料タンク等、今までのDUCATIの
ツーリング・モデル
無かった特徴で人気を博しました。

そして2007年には後述するハイ・パーモタード1098ccエンジンを積んだマルティン・ストラーダ1100sDSが発売されました。

 DUCATI マルティン・ストラーダ1100sDS (2007年式 空冷LツインDS 1098cc)
b0076232_8315674.jpg


このバイクはマルティン・ストラーダ(多様な道)と呼ばれていましたが、基本的にはオン・ロード・モデルです。

ダートも走れなくは無いという程度でタイヤもオン・ロードを履いています。

しかし、これはDUCATIだけでなく他社でも同じ様なもので完全なブロック・タイヤを履いているのは
モトクロッサーか、そのレプリカのみです。

先にあげたDUCATIのスクランブラーもタイヤはオン・ロードが標準装備でした。

また、このバイクが生まれた背景にはDUCATIがカジバ・グループの傘下にあった時期があった事
大きく影響していると考えられます。

 カジバ・パリ~ダカール・レース優勝車(1994年)
b0076232_9405249.jpg

 カジバ エレファント900 (1993~1995年 空冷Lツイン904cc 上記ベース車両)
b0076232_9445469.jpg

この車両のエンジンはDUCATIの空冷Lツイン900cc(パンタ系)でした。

DUCATIは会社は違っても自社の空冷Lツインエンジンオフ・ロード用にも使えると言う自信
持ったのでしょう。

この事実を受けてマルティン・ストラーダは開発されたのです。

しかし、ユーザーのモア・パワーの要求マルティン・ストラーダ水冷エンジンを積まざるを得なくさせたのです。

 DUCATI マルティン・ストラーダ1200 (2010年式 水冷Lツイン 1198cc)
b0076232_1012551.jpg

                                                         (この項続く
(クラシック・バイク・ブログ 「クラシックで行こう!」 はこちらから )
[PR]
# by SS992 | 2011-11-15 21:00 | 憧れだった美女達