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「峰風」とともに

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731.DUCATI GP12はどうなる? (1) 誕生と栄光

 オートバイ・レースの最高峰が2st天下の世界GPから4st主導のMotoGPに変った2002年、DUCATI
MotoGP参戦を表明し、レーサーのプロトタイプを発表しました。

そして2003年からフル参戦をし、かつ緒戦からトプ争いをする実力を見せました。

 DUCATI デスモセディッチ GP3 (2003年式 990cc)
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このレーサーは他社がアルミ・ツイン・スパー・フレームを使用する中、ただ一社、
エンジンを車体の一部として活用、メイン・フレームを持たない独自の構造を誇りました。

 DUCATI デスモセディッチRR (2007年式? 990cc)
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これはMotoGPレプリカですが、フレームの構成はほとんど同じです。

エンジンを中心に直接スイング・アームが生え、前方のステアリング・ヘッドエンジンから直接
生えたトラス・フレーム
で保持されていました。
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このあと2006年まで990cc時代が続きますが、DUCATIは今一歩のところで結果を出せず、
800ccに排気量が変った2007年まで苦しみました。

 2007年、果てしなく増えてゆくMotoGPマシンの出力IMFはMotoGpの最大排気量を990ccから
800ccに減らしてレースの安全を確保しようとしました。

各社、その変更に即座に対応しましたが、DUCATIのマシンはその中でもバランスが良く、この2007年
コンストラクターズ・タイトル、チーム・タイトル、ライダーズ・タイトルの三冠を独占しました。

 DUCATI GP7 (2007年式 800cc)
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ヒーローはケーシー・ストーナー、若きオージー・ライダーでした。
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タバコの広告が禁止されたのでスポンサーのマールボロのロゴバー・コード表示で行われました。
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2008年DUCATIとストナーはついに栄光のゼッケン1を付けました。
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この年はヤマハの追い上げが激しく、コンストラクターズ・タイトル2位、ライダーズ・タイトル2位
終わりました。

                                                    (この項続く
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# by SS992 | 2011-12-21 20:50 | レース

730.やっぱりマフラー欲しい・・・。

 私の愛車「峰風」ことDUCATISS1000DS(2003年式)にはDUCATIオーナー定番のカスタム
まだ施しておりません。
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そうです、マフラーがノーマルのままなのです。

DUCATIは販売する車両カスタムされる事を前提に最低限の装備しかしていません。

特にエンジン特性を左右する排気系のチューンは欠かせない物と聞きます。

だからDUCATIカスタムパーツBOOKを買って来てああでもない、こうでもない、と検討をしていました。
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SSはマフラーが二本出しなのですが、私は2-1にしたかったので、
第一候補はシルヴァバードの2in1でした。
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第二候補はアロー製の二本出しでした。
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しかし、グズグズする内に体を壊してバイクに乗れない身体になってしまいました。

、「峰風」はガソリンを抜き、モスボール状態で封印してあります。
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しかし、身体が大分回復してきたのでそろそろ乗りたい虫がウズウズして来ています。

でも、もうSSが廃盤になって5年がたってしまいました。

もう多分、私の欲しかったマフラーも廃盤になっている事でしょう。

と、諦めていたら、雑誌の広告目に毒な物を見つけてしまいました。

(有)インディーズヌーベルバーグというスリップオンタイプのマフラーです。
730.やっぱりマフラー欲しい・・・。_b0076232_11154936.jpg

しかも装着例としてDUCATI GT1000 が出ていました。
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GT1000のエンジンは1000DSで「峰風」と同じです。

当然、装着が可能である確率は非常に高いと思われます。

それにデザインも結構スタイリッシュです。

しかも煩雑なセッティングも不要との事・・・。

ウウム、また煩悩のネタが一つ増えてしまいました

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# by SS992 | 2011-12-17 20:50 | カスタム

729.傑作痛快戦国アニメ  「からくりの君」

 藤田和日郎氏の傑作短編漫画「からくりの君」YouToub上に発見しました。

輸出版だったようでタイトルがTHE PUPPET PRINCESSになっています。

字幕が少しうるさいですが十分楽しめます。

なんといってもお姫様がカワイイ!! です。
729.傑作痛快戦国アニメ  「からくりの君」_b0076232_836135.jpg


物語は4つのセクションに分割されています。

1つのセクションが終わる毎に次の選択メニューが出ますが無視して下さい。

次のセクションはブログ内の記事として用意してあります。

そちらを再生してお楽しみ下さい。

またフル・スクリーン・モードも使えます。 大きな画面でお楽しみ下さい。
                          (画像は大分粗くなりますが・・・。)


なお、その場合、1セクッション終了毎に画面サイズを通常に戻して次のセクションを選んで下さい。

1.

2.

3.

4.


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# by SS992 | 2011-12-13 21:00 | アニメ ・ 映画

728.メガリ250r 新しき?250ccスポーツ

 国産の250ccスポーツ・バイク低調の中、新しいフル・カウル・スポーツが発表されています。

その名は メガリ250r 車体設計は英国・エンジン設計はイタリア生産は中国で行われる多国籍バイクです。

 メガリ250r (2011年式 日本国内仕様)
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メイン・フレームはおろか、スイング・アームトラス・フレームの美しいバイクです。
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その外観上の特徴はセンター・アップ・マフラーである事です。
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使用されているエキゾースト系ヤマモト・レーシング製(JMCA規制対応)です。
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サイレンサーはチタン、エキパイはステンレスと本格的です。

直接ライバルとなると思われる HONDA CBR250R と仕様を比較してみます。

             メガリ250r               HONDA CBR250R

排気量     249.5cc                   249cc

エンジン     水冷4stSOHC4バルブ単気筒       水冷4stDOHC4バルブ単気筒
特徴      オール・セラミック・メッキシリンダー    オフセット・シリンダー

最高出力   27ps/9000rpm              27ps/8500rpm 

最大トルク  22.4Nm/7000rpm            23Nm/7000rpm

燃料タンク   11 L                      13 L

車 重      137kg                  161kg

価 格      420,000 円                 449,000 円    

ほとんど同じ数字です。

しかし、唯一つ、大きく違っている数字があります。

それは車重です。

CBR250R161kgもあるのにメガリ250r137kgしかありません。

出力27psと同じなのですから単位重量当たりの出力

 CBR250R 0.168 ps/kg   メガリ250r 0.197 ps/kg  となります。

メガリ250rの方が約1.2倍、加速力勝れている事になります。

これが本当なら メガリ250rは買い! です。

スタイルも良いし、単気筒の面白さ、加速力が勝れているのですから文句のつけようがありません

しかし、現在、メガリ250r 販売されていません

販売元のメガリ・ジャパンによると燃料ポンプの不具合で燃料ポンプの供給の目処が立っていないとの事。

燃料ポンプのメーカーは明らかにされていませんが、やはり、中国製であると言うのは、どうしても何かと
不安をいだいてしまいます。

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見た目とカタログ性能は文句のつけようがないのですが・・・。

赤もカッコイイ! ので オシイ!?
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追記 11月には生産が再開したようですが発売は今だ未発表です。
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# by SS992 | 2011-12-09 21:00 | 憧れだった美女達

726.フレーム・ビルダー リックマン

 1960年代HONDA CB750 K0 に始まる高性能日本車の攻勢欧米のバイク・メーカー
存亡の危機に存していました。

しかし、当時の日本車は動力性能は勝れていても操縦安定性や乗り味といった数字に表れ難い所に
欠点
を多く持っていました。

また、大手メーカーコスト面で妥協せざるを得なかった部分を補う事をビジネス・チャンスとする会社
ありました。

それがフレーム・ビルダーと呼ばれる会社でした。

一番、有名なのはビモータです。

 ビモータ HB-1 (1974年式 空冷4st HONDA CB 750 K0のエンジンを使用)
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このバイクは完成車として販売されたのでは無く、下図の様な状態で販売されました。
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ビモータはこの後、完成車として製品を販売する様になりました。

他のフレーム・ビルダー達も大手が手掛けられない贅沢な素材と惜しみない手間を掛けて芸術品の様な
モデルを送りだしました。

そんなフレーム・ビルダー達の中でも特に有名なのが今回取り上げるリックマンです。

リックマンは元々、トライアンフノートンスペシャル・フレームを作っていました。

 リックマン・トライアンフ
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 リックマン・ノートン
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 リックマン・カワサキ・トリプル (空冷 2st 3気筒 500?750?cc)
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この後、HONDA CB750 K0の発売を受けてそれのスペシャル・フレームを手掛けます。

 リックマン・ホンダ 750s (1975年式 空冷 4st OHV 直4 750cc)
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基本はそのままにカフェレーサー風カウルを纏ったモデルも作られました。
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またKawasaki Z1Z1000のエンジンを積んだモデルも作られました。

 リックマン・カワサキ900
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 リックマン・カワサキZ1000
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良く見るとHONDA用のフレームもカワサキ用のフレームも殆ど変わりがない様に見えます。

それだけ許容力の大きな高性能フレームだったのです。

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# by SS992 | 2011-12-05 21:00 | 憧れだった美女達