国産の
250ccスポーツ・バイクが
低調の中、新しい
フル・カウル・スポーツが発表されています。
その名は
メガリ250r 車体設計は
英国・エンジン設計は
イタリア、
生産は中国で行われる
多国籍バイクです。
メガリ250r (2011年式 日本国内仕様)
メイン・フレームはおろか、
スイング・アームも
トラス・フレームの美しいバイクです。
その外観上の特徴は
センター・アップ・マフラーである事です。
使用されている
エキゾースト系は
ヤマモト・レーシング製(JMCA規制対応)です。
サイレンサーはチタン、エキパイはステンレスと本格的です。
直接ライバルとなると思われる HONDA CBR250R と仕様を比較してみます。
メガリ250r HONDA CBR250R
排気量 249.5cc 249cc
エンジン 水冷4stSOHC4バルブ単気筒 水冷4stDOHC4バルブ単気筒
特徴 オール・セラミック・メッキシリンダー オフセット・シリンダー
最高出力 27ps/9000rpm 27ps/8500rpm
最大トルク 22.4Nm/7000rpm 23Nm/7000rpm
燃料タンク 11 L 13 L
車 重 137kg 161kg
価 格 420,000 円 449,000 円
ほとんど
同じ数字です。
しかし、唯一つ、
大きく違っている数字があります。
それは
車重です。
CBR250Rが
161kgもあるのに
メガリ250rは
137kgしかありません。
出力が
27psと同じなのですから
単位重量当たりの出力は
CBR250R 0.168 ps/kg メガリ250r 0.197 ps/kg となります。
メガリ250rの方が
約1.2倍、加速力が
勝れている事になります。
これが本当なら
メガリ250rは買い! です。
スタイルも良いし、単気筒の面白さ、加速力が勝れているのですから文句のつけようがありません。
しかし、現在、
メガリ250r は
販売されていません。
販売元の
メガリ・ジャパンによると燃料ポンプの不具合で
燃料ポンプの供給の目処が立っていないとの事。
燃料ポンプのメーカーは明らかにされていませんが、やはり、
中国製であると言うのは、どうしても何かと
不安をいだいてしまいます。
見た目とカタログ性能は文句のつけようがないのですが・・・。
赤もカッコイイ! ので
オシイ!?
追記
11月には
生産が再開したようですが発売は今だ
未発表です。
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