1977年米国の
ディトナで開かれたレース、
サウンドオブサンダーの750ccクラスで
優勝した、
クック・ニールソンのDUCATI750SSをモチーフにしたレーサーです。
2007年、NCRはスポーツ・クラシックS1000Sをベースにしたレーサーで優勝を
勝ち取りました。・・・①
①
パフォーマンス向上と信頼性にも勝れるバイクです。
そのパワーは馬力で
116hp/8450rpm
最大トルク 10,6kgm/6700rpmを発揮します。・・・②
②
ブルーに塗られたトリレス・フレーム、 ホイール・ベースは1400mmと一般的ですが
全てのボルト、ナットはポジポリーニ製のチタン製で軽量化と強度向上を目指しています。
③
前輪ホイールはBSTのカーボン・ホイール、ブレーキ・キャリパーはブレンボのレーシングモノブロック、ブレーキ・ローターはウエーブディスク、
フロント・フォークはオーリンズの43Φ
アップサイドダウンにはNCR製削りだしボトム・ブラケットとブラケットの組み合わせ・・・と
豪華なパーツのオンパレードです。④
④ ⑤ ⑥
ステップ回りは完全にオーソドックス、シフトペダルはステップと同軸にすらなっていません。⑤
リアショックはオーリンズ製、マウントボルト類もチタン製のスペシャルを使っています。・・・⑥
それにしても③の写真、DUCATIはエンジンを降ろすとバイクの形を
保てなくなる証明写真の様です。
フロント・フォークとメイン・パイプフレームは繋がっていますが、
エンジン・ブロック後端に付くスイング・アームは外さざるを得ないのです。
ベースはスポルト1000sですが「軽さは全てに勝る!」と言う方針の元、
ストリート仕様から38kg!の減量に成功し、「優勝」と言う結果を残しました。
車体は38kg減量に成功し、パワーは20hpも上乗せされたこのNCRニュー・ブルーの
速さが頷けます。