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「峰風」とともに

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527.情熱のイタリアン・カフェ・レーサー(3) 唯一無二を求めて

 モト・グッチは現在、縦置きVツインのエンジンを主要する唯一のメーカーです。
過去にはスーパー・スポーツも出していましたが、現在は主にツーリング・モデルやグリーゾの様な
パッケージ・デザインを楽しむバイクが主力となっています。
モト・グッチ 1100 スポルト
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モト・グッチ 1100 ベレバ
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モト・グッチ グリーゾ860
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そんな現実に一石を投じるかの様にRC30(VFR750RR)に勝てるグッチを目指してカスタムされたのが
モト・グッチ・サクソン・SG1100です。
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このバイクは今では旧車扱いされる事の多いモト・グッチを英国のサクソン・フレームと組み合わせる事で
最新のバイクにも決して引けを取らないバイクに仕立て上げた逸品です。
サクソン・トライアンフ ST900( これがベースとなったマシンです。 )
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このバイクの最大の特徴は何と言っても英国製のサクソン・フレーム
このフレームは英国工学博士、ナイジェル・ヒルが生み出したフロント・サスペンションを持ちます。
BMWのテレレバーに良く似た構成ですが、サクソンの方が実用化は早かったようです。

ともあれ、ステアリング機能とサスペンション機能が独立しており、相互に干渉し合わない点は
ビモータのテージ・シリーズのフロント・スイングアーム・センター・ハブ・ステアリングシステム
最近のBMWのバイクに大々的に採用されているテレ・レバー・システムと同じです。

ビモータ テージ1D フレーム(フロント・スイング・アームの先端にハブ・ステア・システムが設けられています。)
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BMW R1200C テレ・レバー
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モト・グッチ・サクソン SG1100 フロント・サスペンション
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フロント・サスペンション以外でも中央に8本のジュラルミン・パイプが集結する独特なフレーム構造を持つとの事ですが、現在、手元にある資料では残念ながら確認出来ません。
写真から読み取れるのはエンジンが剛性メンバーとして活用されている事と
駆動方式がチェーンやベルト・ドライブでは無く、シャフト・ドライブだと言う事位です。

車体剛性メンバーを構成するエンジン
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シャフト・ドライブ駆動機構を内臓したリア・スイング・アーム
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それにしてもオーナーの熱意が海外のフレーム・ビルダーとその国内ディーラー、国内のモト・グッチ・ショップ、を結びつけた結果生まれた世界に3台しかないバイク、いや、他の2台以上に手が入っている、
唯一無二の本物のカフェ・レーサーです。
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オーナー       森下五郎 氏
フレーム・ビルダー サクソン(英国) 代表 ナイジェル・ヒル氏
国内ディーラー   金城IVYレーシング
モトグッチ・ショップ モトラボ神宮寺
by SS992 | 2009-11-04 08:32 | カスタム