2月初めから不調になり、やっと
少し回復して来たので
更新します。
例年、
春は不調になるのですが
今年は特に長いです。(もう
梅雨ですよ。
梅雨)
まだあまり回復していないのですが、
FWSの開発に携わった方から
コメントを頂き、
少し力が出ました。
そこで私の大好きな
単気筒車を中心に
レーサーを開発している
オーヴァー・レーシングの活動を
振り返ってみたいと思います。
現オーヴァーフォールディングス代表の
佐藤健正氏は
1972年、
本田技研鈴鹿製作所に入社、
その後、
モリワキ・エンジニアリングに引き抜かれ、更に
1982年には
独立して
レーシングガレージを
設立と
技術畑を一直線に
走ってきました。
そんな
彼がやりたかったのはやはり
レース。
独立して
3年後の
1985年には初めての
オリジナル・フレーム車で
鈴鹿8耐に参戦しました。
「OV-01」 (1985年)
当時の
TT-F1仕様
アルミ角フレームに
CBX750のエンジンを搭載。
(後述の「OV-05」の製作年度が1984年なので製作そのものは1984年以前と思われます。)
「OV-02」~「OV-04」は
データが見つからないのでどんなバイクだったのか、
判りません。
(存在しなかった可能性大です。)
「OV-06」~「OV-09」までの車両はデータが少ないのですが、
FZ750ベースの
全日本選手権出場を目的とした車両でした。
「OV-06」 (1986年)
「OV-07」 (1987年)
FZ750は鉄フレームですが、
「OV-07]は
アルミ・ツインスパーフレームに変わっています。
また、
ガソリンタンクの形状が特異です。(燃料容量の確保が目的?)
シート・レールの形状も現在のレーサーと同じく
最小限度の物になっています。
「OV-08」~「OV-09」は同じく
FZ750ベースのレーサーで
全日本選手権出場車両ですが、
画像が
ありません。
この後、
オーヴァー・レーシングは
新しい可能性を求めて
直4以外のエンジン形式を追求し始めます。
『(2)「単気筒 編」へつづく』
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