ダイアモンドフレームはエンジンを
強度メンバーとして使う合理的なフレーム形式
です。 エンジンとフレームは完全に一体化しているはずです。
最近のレーサーレプリカ・ツアラー供に最新のメカを売りにしているバイクは大抵使って
います。 そうです。
ツインスパーフレームとか呼ばれるアルミ押出材を使った
ものは全て入ります。(一部バックボーンの変形型だと言われる物もありますが・・・。)
KAWASAKI ZRX750(1993) と そのツインスパーアルミフレーム
当然、このアルミ押出部分をパイプでトラス構造に組んだ形式も入ります。
DUCATIのモンスター系,851から初まるスーパーバイク,ST系ツアラー,
ムルティンストラーダ系,来年発売のハイパーモータード系と
ほとんどのDUCATIの
バイクはこの分類に入ります。
MVアグスタのF4も
同系統です。
DUCATI自慢のトリレスフレームですが結局は
ツインスパーフレームと同じなのです。
賢明な諸氏はもうお気付きでしょうが上の
DUCATIバイクラインナップには
抜けている車種があります。
そうです。
我が峰風が所属する
SS系,スポーツクラシック系は違うのです。
両系統とも下の
SS系のフレームを使っています。
エンジンから生えているようなパイプフレームに注意!して見て下さい。
SS系は完全にエンジンを中心に設計されており、エンジンを下ろしたら
バイクの形が無くなるのです。
上に
TRX850のフレームを載せておきました。
どうです。 エンジンが無くてもバイクの格好は無くならないでしょ!
エンジンとフレームの完全な一体化・・・これがダイアモンド形式の
究極の姿です。
私は決して
SS系が一番だと言ってるつもりはありませんが
一つの好解答であるとは
思っています。