「峰風」とともに

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386.DUCATIツアラーの系譜(3)

タンブリーニ氏の入社後、はっきりツアラーと謡ったバイク、パゾ系
呼ばれる一群のバイク達が生み出されて行きました。

パゾ750 1987
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750ccパンタ系ベース空油冷、後側気筒のシリンダーを後方排気とし、
Vバンクにダウンドラフトのツインチョーク1ボディにまとめています。
今もDUCATIのバイクに使われる排気干渉効果を狙った十字型の集合部
採用したのもこのモデルが最初です。
クロモリ角断面鋼管ツイン・スパー(ORダブル・クレードル)ピボット・プレート、
起きたキャスター角
タンブリーニ氏は今までのDUCATIに無かった最新テクノロジーを駆使し、傑作と呼ばれるハンドリングを実現しました。
大柄なボディですが185kgに収まっています。

906パゾ 1989
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エンジンを900ccにパワーアップするのに合わせてエンジンを水冷化ミッシヨンを5速から6速にした結果、最高出力は73.4ps/7,900rpmから88.4ps/8,000rpm 
最大トルク
は7.6kg・m/6,350rpmから7.65kg・m/5,800rpm にパワー・アップしましたが、 
車重が20kgも増えてしまいました。
エンジンはパゾ系だけが装備した水冷2バルブエンジンです。
4バルブ化しなかったのは4バルブ化で頭でっかちになる事を避ける為でした。

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バック・ミラーは腕の下から
見る形式でした。
スクリーン不透明な整流板
なのが特徴的でした。
これはパゾ系全てに共通する特徴でした。











907IEパゾ 1991
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水冷、フェール・インジェクションとS・B用の新技術の実験室の様な役割を持っていました。
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907でついに2バルブエンジンにフェール・インジェクションが取り入れられました。
ヘッド・ライトの下のエア・スクープが廃止され、カウリングのスクリーン部分にNASAダクトが設けられ、スクリーン・エンドのフラップがライダーに当たる気流を押し上げ、高速巡航時の快適性が増しています。
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角パイプフレームのバイクはこの907IEで終わり、タンブリーニも
トリレス・フレームを主要する様になります。(S・B916~998,MVアグスタF4)
角パイプフレームにはどんな欠点があったのでしょうか?
または何もメリットがなく、通常のクロモリ鋼管パイプで充分な事が解ったからでしょうか?
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by SS992 | 2008-03-15 07:39 | メカ談義